言葉の意味離婚の知識

有責配偶者とは?|離婚の「法律上」の原因を作ったひと

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離婚のことをいろいろと調べていると、「有責配偶者」という言葉が頻繁に出てくる。

おそらくあなたは結婚をしているが、現状に窮していて離婚を考えているのかもしれない。そんな時に本やネットで調べると散々この言葉を見かけるだろう。

言葉の響きからも、「責任の有る配偶者」なのでなんとなくイメージはつくかもしれない。

しかし、あなたが離婚を計画的に、かつできる限りいい離婚をするためにはもう少し深く知ったほうがいいだろう。

 

有責配偶者とは?

「法律上」の責任の有る配偶者

旦那は稼ぎも悪いし家では愚痴ばかりだし最近は愛情も消え失せた。そんな気持ちにさせた旦那を「有責配偶者」と言いたくもなるだろう。

もちろん愛情をなくさせた旦那にもなんらかの責任はあって、それをもって有責配偶者ということもできなくもないが、ここでいう有責配偶者は「法律上の責任」がある配偶者のことをいうのだ。

たしかに稼ぎが悪い、愚痴ばかり、最初はこんなんではなかったなど、あなたにも言いたいことはあるかもしれないが、これらの理由はぼんやりした”なんとなく”の理由だととらえられてしまうのだ。

法律の世界では”なんとなく”は通用しない。そして法律上の責任とは民法で5個にわけてカテゴリーされている離婚理由のうち、次の3つがあてはまる。

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法律上の責任とは?

では、具体的に法律上の責任を見てみよう。責任とは要するに”これを破ったら社会的に見て離婚に該当するくらい悪いことをしているよ”という線引きだと考えていい。

すこし細かい話だが民法の770条に列記しているのでその順番で紹介しよう。

 

1配偶者に不貞な行為があった時

不定な行為とは要するに配偶者以外のひとと肉体関係を持つことだ。

結婚は婚姻契約ともいい、その契約に当然に配偶者以外の人と肉体関係を持ってはいけないという決まりがある。

旦那が不貞行為をしているのであれば立派な有責配偶者だ。

 

2配偶者から悪意の遺棄があったとき

悪意の遺棄とは、相手が嫌がるだろうと知りながらほって置いたり、結婚生活が破たんするようなことを仕向けることをすることだ。

ここでは簡単に例示をしたいと思う。

・稼ぎがあるのに生活費を出さない

・専業主婦(主夫)であるのに家事を全くしない

・何の理由もなく、告げずに家出をする

・暴力を使って家から追い出し、かつ家に入れない

これらは悪意の遺棄に該当し、立派な離婚理由だ。

ただし、仮に生活費を出さなかったとしても給料が少なくて渡すものも渡せないとか、健康面の理由があって家事ができないなどの場合は該当しない。

 

3そのほか婚姻を継続しがたい重大な自由があるとき

離婚において大きなパーセンテージを占めるのはこのカテゴリーだ。

暴力や性の不一致、宗教活動、配偶者の親族との不調和はこれに該当する。ただし、ではなんでもかんでも認められるのかと言われればそれは違う。

旦那にもそうなってしまったことについてはそれなりの理由があるのが普通だ。そのため明らかに結婚生活を続けれないというレベルでなければ有責とは言えないだろう。

 

離婚請求は有責配偶者ではないほうから

当たり前だが離婚請求は有責配偶者ではないほうからするのが一般的だ。

たとえば旦那が浮気をしまくったのにもかかわらず(つまり旦那が有責配偶者)離婚を突きつけるのは筋違いだ。

%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%b3-%e3%83%9a%e3%83%b3ただし例外として
① 夫婦の別居が両当事者の年齢及び同居期間と比べて相当長期に及ぶこと
② 夫婦の間に未成熟(だいたい18歳程度まで)の子が存在しないこと
③ 相手方配偶者が離婚により精神的、社会的、経済的に極めて過酷な状況に置かれない
の場合は有責配偶者からの離婚が請求できる。

多くの相談を聞いていると、片方だけが有責配偶者ということも多いが双方に責任があったてどっちもどっちということも少なくない。

こうなると聞いているこちらがきつくなってくるが、人生の荒波はそんなに甘くはないと毎回ハッとさせられる。

 

まとめ 有責配偶者は、なんとなくでは決められない

男女がわかれるときは、なんとなく好きじゃなくなったというのもありだと思うし、それが大部分だとも思う。

しかし、離婚は人の人生を決める大変に重要な問題なので、法律的に見てしっかりとした原因がないと有責とは言えないし、なんとなく有責だとされてしまうのでは国民としては安心して結婚もできないだろう。

離婚を決意する側は、相手が憎くかったり許せなかったりしてどうしても感情的になりがちだが、一歩でも冷静になって法律上の責任に該当するかどうかを確かめよう。

それが少しでもいい形での離婚につながることを約束する。

 

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