離婚の知識

離婚届の書き方|不備でダメ夫と書き直しをしないためのガイド

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86H

 

あなたが離婚を決意した場合、遅かれ早かれいつか必ず通る道が離婚届の提出だ。

離婚は”許可”ではなく”届出”なので提出すればそれで完了だ。たいして難しいものではないとおもう。

ただし、もちろん手続きに不備があれば受理されないし、最悪な場合後日になって紛争を蒸し返す可能性もある。

ここでは、あなたが離婚届を提出するにあたってのポイントと実際の記載の仕方を完全に紹介したいと思う。

ぜひ参考にしてほしい。

 

離婚届の提出

本籍地の役所に提出するのがベスト

まず、離婚届の提出先だが旦那と妻のどちらかの本籍地の役所に提出するのがベストだ。

本籍地以外だと、住民票の住所地の役所でもいいが、それだと戸籍謄本が必要になるのでできれば本籍地の役所がいいだろう。

意外かもしれないが離婚届の提出は郵送でもいいし、代理人に提出してもらっても構わない。

しかし、郵送だと郵便事故の可能性も否定はできないし、代理人が用意できない人もいると思う。

後日の蒸し返しを防ぐためにもできれば二人で提出したいところだが、さまざまな理由があってどちらか一方の提出の場合も多い。

 

意外に多い書き間違え

あなたが自分の名前を書き間違うことはまずないと思う。これはいくら旦那がダメ夫でもないだろう。

ただし、住所地とか本籍地、あるいは父母の名前などは案外正確にはかけないことも多い。

特に住所や本籍地は住民票や戸籍謄本通りに記載しないと受理されない可能性もあるので注意しよう。

住民票の書き型通りとは、例えば当事務所であれば

東京都港区赤坂九丁目1番7号 赤坂レジデンシャル 534号

となっているのであればそのまま漢数字も算用数字もこのまま書こう。

 

面倒くさいからと

港区赤坂9-1-7 534

と書いたり

東京都港区赤坂9丁目1-7 赤坂レジデンシャル 534

と書くのは避けたほうがいい。というかやめよう。

 

記載するときのポイント

離婚届はこちらをダウンロードしよう。

役所ではA3で受け付けている。通常のプリンターはA4といって小さいサイズになるので印刷したらコンビニなどで拡大印刷してA3にしよう。

できれば緊張や勘違いなどのために3~4枚は用意しておくのがいいだろう。中には緊張で手が震えるという人もいるのだ。

何か所も間違えたり、書く場所が違ったなどの大きな間違いがあった場合は全部書き直したほうがいい。

 

間違いが少ない場合、たとえば1か所だけの間違いとかの場合は修正もできる。

修正は間違った個所を二本線の横線で消して、その上に正しい内容を書き込む。そして間違った個所に押印をすれば修正は完了だ。

修正液や修正テープはダメだし、消えるボールペンはもっとだめだ。絶対にやめよう。

canvas

 

 

窓口の営業時間内に提出しよう

前述のように、離婚届は郵便でもいいし、代理人に提出してもらうのも可能だ。

ただし、最後まで読んでもらえればわかると思うがそれなりに記載に気を付けるところはあるし、不備があることも想定される。

不備が軽微なものであればいいかもしれないが、そうでない場合は受理されないこともある。

受理されないと離婚は当然成立しない。あなたが一分一秒でも早く離婚してダメ夫を切り捨てたいのであれば、回り道でもできる限り窓口の営業時間内に提出しよう。

営業時間内であれば窓口の担当者が不備があっても指摘してくれるし、その場で修正して受理されるだろう。

そうでない場合、窓口から連絡が来て修正依頼や再度の提出を求められることだってあるのだ。

この場合、あなたにもダメ夫にも「最後の最後までそそっかしい奴だった」との印象がついて回るだろう。

 

離婚届の記載

では、ここでようやく離婚届を書き込むことになる。

その前に確認だが、記載内容に夫婦の同意がない限り絶対に完成させることはできない。必ず離婚内容の同意を確認し、納得の上で記載しよう。
離婚届全体像

↑が離婚届だ。しつこいようだがダウンロードした場合A3に拡大しよう。A3の拡大の仕方がわからないのであればいっそのこと役所までもらいに行こう。

まずは左側から見てみよう。

 

左側の記載

離婚届左側1

赤枠のところは夫婦それぞれの氏名を記載する。生年月日も書き込もう。

生年月日は西暦でもいいが、一般的に役所は元号に慣れているのでどちらかで迷った場合は元号にしよう。

 

離婚届左側2

住所地と本籍地を記載する。

住所地は住民票通り、本籍地は戸籍謄本通りに記載しよう。

「間違っても役所が修正してくれるだろう」と高をくくっていると受理されなかったり指摘を受けたりする。

そうなると最後の最後まで嫌な思い出になるのでできれば住民票と戸籍謄本を事前に取り寄せよう。

離婚届左側3

お互いの父母の氏名を記載する。

もし父母のどちらかに、あるいは双方の死亡があっても記載しよう。

親の姓は省略しても構わないが、親が離婚している場合はそれぞれの姓を書き入れることになる。

続き柄は、長女、次女、三女などと記載する。ここは間違いないだろう。

離婚届左側4

離婚の種類を記載する。

ほとんどの場合は協議離婚だ。この場合はチェックをいれるだけでいい。

それ以外の調停や審判、裁判離婚の場合は確定した日付を記載しよう。

離婚届左側5

離婚後に結婚前の氏に戻るほうにチェックを入れる。

戸籍の筆頭者はそのままなので、配偶者が籍を抜けることになる。一般的には妻が配偶者の場合が多いのであなたが抜けることになるのだ。これを除籍と呼ぶ。

戸籍は新しくつくろこともできるし、元の戸籍(あなたの親の戸籍など)に戻ることもできる。

離婚届左側6

子供がいる場合、その子供はどちらが親権者なのかを記載する。

兄弟不分離の原則と言って親権者を争う離婚裁判になった場合、兄弟は別々にせずに一緒の親元にするという原則があるが、協議離婚の場合は分離してもいいことになる。

ただし、これは大変にまれなことだ。

 

離婚届左側7

同居を始めた時期と別居した時期を記載する。

同居や別居の時期と結婚の時期が同じでなければならないという決まりはない。

万が一後日に紛争の蒸し返しがあった場合などのために、ここは正直に記載しよう。

 

離婚届左側8

すでに別居している場合は、別居する前の住所を記載しよう。

夫婦の形はそれぞれで、結婚をしても同居しなかったり、あるいは離婚をしても別居しないこともある。

この辺りはケーズバイケースだし、空欄で提出して窓口で確認をしても問題ないだろう。

 

離婚届左側9

拡大してみてみよう。

アンケート

ここは乱暴な言い方をすればアンケートの欄だ。

正確に調べる必要もないし、ざっくりと大雑把に記載しよう。この欄のせいで後日蒸し返しがあるのはよほどのことがない限りないだろう。

 

 

 

離婚届左側10

夫婦の記名押印をする。ここがいわゆる離婚届のクライマックスだ。

ほかの欄は代理人が記入したたとしてもいいが、この欄だけは必ず本人が記載して押印しよう。

印鑑は別々のものが求められる。認め印でいいので別々のものを用意しよう。

また、名前は婚姻時の名前だ。

 

以上が左側の記載だ。次に右側をみてみよう。

 

右側の記載

離婚届右側1

右側は記入するところはみっつしかない。まずは証人欄だ。

ここは署名が必要になるので必ず証人本人にサインしてもらおう。

証人は二人必要だ。当事者(あなたと旦那)以外に二人必要になる(裁判離婚では証人は必要ない)。

この証人には成年者であることの要件がある。

成年者であれば誰でもいいので親族でも友人でもいいし、極端な話わたしでもいい。

外国人の場合はその国の本国法で成年者であればいいことになっていて、また成年に達していない日本人でも成年者と結婚していれば構わないことになっている。

 

証人は、後日のトラブルを防ぐ目的であるのでできれば離婚の事実をある程度知っている人が望ましいだろう。

頼みづらいからと言ってお金を払って他人になってもらうこともできなくはないが、それでは離婚そのものの効力を争ったときに不利になる可能性がある。

また、同じ目的からできれば日本人のほうがいい。あえて外国人に頼んだ場合、その後に本国に帰国される不安を残すことになる。

 

離婚届右側3

ここも拡大してみてみよう。

アンケート

ここは民法の改正(平成24年4月1日施行)によって面会交流(父又は母と子との面会及びその他の交流)と養育費の分担(子の監護に要する費用の分担)が明示されたことから、離婚届の書式が変更になり、この欄が設けられた。

ただし、この欄はチェックがなくても離婚届は受理される。ここもアンケートのようなものだ。

離婚届右側2

最後が連絡先になる。ここがないと書類に不備があった場合に連絡が取れなくなってしまう。

不備があったにも関わらず連絡が取れないのを窓口は一番いやがるので必ず記載しよう。

 

まとめ

以上のように、簡単なものではあるが、とはいえ実際には不備の可能性もありうるものだ。

そのためできれば窓口が開いている時間帯に印鑑と離婚届を持参していくといいだろう。

 

 

提出した際の気持ちはどのようなものだろうか。

一生に何度もあるものではないと思うので、今の気持ちを日記か何かに書き留めておこう。

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