離婚の知識離婚協議書の書き方・ひな形・見本

自分で作る!離婚協議書⑤面接交渉とまとめの部分

LINEで送る

unnamed (16)

離婚協議書の作成の手引きも今回で5回目になる。

離婚協議書そのものの作成は今回で完了だ。あとは体裁をどうやって整えるかをご紹介することになる。

では、さっそく行ってみよう。

 

離婚協議書のまとめの部分

合意書3-2

ここまでの回で、

離婚協議書の全体像

最初の部分と親権者

養育費

財産分与

をそれぞれ説明したが、それらを契約書としてまとめ上げるのが今回の部分になる。

契約書としてまとめ上げれば完成はすぐそこだ。もう少しだけ頑張ろう。

 

面接交渉

 

第十条 甲と乙は月に二回程度丙および丁との面接交渉を認める。
甲は面接日時、場所および方法については、面接交渉の事前に乙に連絡をし、承諾を得るものとする。
乙より承諾を得た場合は宿泊を伴う面接交渉も可能とする。なお、面接交渉にかかる丙および丁の費用はすべて甲が負担するものとする。
なお、面接交渉に関しては子らの福祉を最大限に尊重するものとする。

 

面接交渉とは、子供と別れた親が面会する場を設けることだ。ビジネスでいう交渉(negotiation)とは少し違う。

この場合は旦那が子供と面会する日時・場所を事前にあなたに伝え、承諾を得たうえで月に二回程度面会するという取り決めになる。

今回は面接交渉は旦那の金銭的負担で行われることを記載しているが、折半の場合もあるし、まれに女性の場合もある。

いろいろ意見はあるかもしれないが、面接交渉は親が子供に会わせる権利ではなく、子供が親に会う権利であるのでここをはき違えるとただの押し付けになってしまう。

そのため権利のように主張するのではなく、あくまでも子供の立場に立って記載をしないとピンボケした内容になってしまう。

最悪な場合後日子供にみられたりしたら「僕はモノじゃない」と思われるかもしれない。気を付けよう。

 

異議がないことの確認

第十一条 甲及び乙は本契約証書をもって甲及び乙の離婚に関する一切の事項が解決していることを相互に確認したものとする。本契約作成後に、甲は乙に対し、乙は甲に互いに異議申し立て、不服などを一切申し立てないものとする。

 

離婚協議書だけでなく、一般的な契約書も最後のほうはたいてい同じような趣旨の記載になる。

この部分は煎じ詰めれば蒸し返しの予防だ。「これでいいですね?もう後戻りはできませんよ?」という念押しになる。

契約書は一度サインしてしまえば後戻りできないのは大人であれば理解できるだろう。

事情による斟酌として、「ただし、経済状況、家族状況などの変化によって、甲乙どちらかの申し出により、相手方は協議に応じるものとする」という文言が入ってもいいだろう。

しかし、もともと夫婦だった仲なので「都合が悪くなったら泣きつけば何とかなる」と思うダメ夫は多い。クズはとことんクズなので甘やかす目的で斟酌するのはやめよう。

強制執行認諾文言の受け入れ

第十二条 甲・乙は本合意書に基づき直ちに公正証書を作成することに合意する。甲が乙に対し支払いをしない場合、甲は直ちに強制執行を受けても異議なく、公正証書に強制執行認諾条項を入れることを承諾する。

公正証書は、完成させた離婚協議書をもとに公証役場で公証人が作成するものだ。

そして公正証書の中で強制執行認諾文言があると、裁判での判決を待たずに強制的にダメ夫の預金や給料を差し押さえることができる。

このように書くとあなたからすれば夢のような制度のように映るかもしれないが、実際に執行するには人権の問題もあるし、ダメ夫の現在の財産はあなたが調べ上げなくてはならないので決して簡単ではない。

そのため厳しい意見だが「強制執行認諾文言があるから安心」というのは女性の側に過大な期待をさせてしまうのではないかと考えている。

ただし、強制執行認諾文言があることによってダメ夫のプレッシャーが増すことは事実だ。

そのため、やはりできる限りこの条文は入れ込んだほうがいいだろう。

 

契約書のまとめの部分

上記合意書の成立を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙各1通を保有するものとする。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

住所  東京都〇〇区〇〇2-3-1
前場亮    ㊞

住所  東京都〇〇区〇〇2-3-1
前場花子   ㊞

以下余白

 

最後のまとめの部分はこのまま記載していいだろう。

たいていの契約書はこのように同じものを二通作成して押印し、各自が保管する。

引っ越しをすれば賃貸契約書を二通サインすると思うが、あれと同じだ。

 

ここは、必ず自筆で書き込むことだけ気を付ければいい。その代わり、自筆でない場合はこれまでの苦労が水の泡になる可能性がある。

後日紛争になった場合も証拠として採用されづらいし、自筆でなければ誰でも作れることになってしまうからだ。

記名と住所、日付の部分は絶対に自筆でしよう。

 

 

これで離婚協議書としての体裁は整ったといえる。

もちろんここで紹介したものは必要最低限のものなので事情によって書き足したり削除してもらってもいいだろう。

離婚をする段階では旦那に情が残っていることも多いだろうし、あなたもそうかもしれない。

ダメ夫からすれば離婚協議書にすることによって今後の生活が苦しくなると思い、何としても口約束で終わらそうと画策するだろう。

そのため、ここは心を鬼にして「何としても離婚協議書を作成する」という強い気持ちを持たないと言い負かされてしまう。

あなたはこれから、これまでの生活を捨て再スタートするのだ。

心に迷いができた場合は「なぜ離婚するのか、なんのために離婚するのか」をもう一度整理すれば自ずと答えは出るだろう。

↓”いいね”をお願いします!↓

全国対応。14800円~OK!離婚協議書のご依頼は
行政書士 前場亮事務所へ。
03‐6679‐2278
(10:00~20:00)
もしくはメールから24時間
日本全国対応。
すぐに協議書を作成します。
離婚協議書の作成 14800円(税抜き)
スマホ・PCから簡単申し込み
お申し込み後、最短3日で作成
離婚後の約束事の実行可能性が上がります

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です