離婚の知識離婚協議書の書き方・ひな形・見本

自分で作る!離婚協議書③養育費は実現可能性を考えて!

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離婚協議書の出だしと親権については前回までに説明したとおりだ。

今回からいよいよお金の問題を記載していく。まずは養育費だ。

 

養育費の記載のポイント

最も慎重にするべきお金の問題

合意書-001-2

養育費は慰謝料や財産分与などの問題と違い、子供が成人に達するまでの長い期間に発生するものだ。

もちろん慰謝料や財産分与も一つ一つ大事なものではあるが、かといって優先順位をつければ養育費が最もウエイトを重く扱うべき項目なのは理解できるだろう。

ここは慎重に検討しないと、例えばできる限り養育費を多くもらおうとしても、最終的に実現できなければ何の意味もないし、かといって少なすぎるのももったいないということになってしまう。

できる限り多く払ってもらおうというのは誰でも同じ思いだ。しかし、それだけではただの願望で終わってしまう。気を付けよう。

 

支払額を決める

では、具体的にどのように定めればいいのだろうか?

これに関しては家庭裁判所の凡例の蓄積からある程度の目安が出ているのでをそれを参考にできる。

養育費算定表↓と言って、旦那やあなたの年収や子供の状況からおのずと毎月いくらと養育費がわかるような表があるのだ。

子一人15歳未満3

この表は、膨大な数の離婚裁判の経験に基づいているので、ほんの少しの例外的なケースを除いてはすべて織り込み済みの目安となっている。

そのため仮にどちらかがごねて支払額が決められなかったとしても「最終的に裁判になればこの程度になる」という結論が見えているので、「それだったらそれに従おう」ということになるのだ。

 

養育費算定表の見方については

養育費はいくらくらい?養育費算定表の使い方と押さえるべきポイント

を参考にしてください。

 

記載の仕方

では、具体的に記載の仕方を見てみよう。今回は第三条からになる。

第三条
①甲は乙に対し、丙および丁の養育費として、平成〇年 〇月より、丙および丁が満20歳に達した後の最初の三月まで、丙および丁にそれぞれ毎月〇万円を毎月25日までに乙の指定する下記口座に振込むものとする。なお、振込手数料は甲が負担するものとする。
②甲は乙に対し、丙および丁の進学に伴う入学金、授業料、塾などの習い事に関する費用を乙より請求があった場合、乙の指定する期日までに下記口座に折半にて支払うものとする。なお乙は甲に対して請求にかかる費用の請求書などの写しを提示するものとする。また、振込手数料は甲が負担するものとする。〇〇銀行〇〇支店
普通口座 00000000
名義人 前場花子

甲は旦那、乙はあなた、丙や丁は子供になる。

まず、第三条の①をみてみよう。

書き方にはいろいろあるが、絶対におさえるのは

①いつまで支払うのか

②いくら払うのか

③どのように払うのか

この三つだ。

 

①に関しては、これは話し合いによっては18歳までになることもあるし、20歳までになることもある。高学歴な家庭の場合は大学卒業までということもある。

「18歳まで」と記載してしまうと、18歳の誕生日までなのか、あるいはその年の末までなのかなどの思い違いがでてくるので上記のような記載が無難だろう。

②に関しては、はっきりと〇万〇千円と記載しよう。ここで「できる限りの範囲で」とかのあいまいな記載をすると旦那に言い逃れのスキを与えてしまう。

③に関しては月払いなのか、年額の一括払いなのか、振込なのか手渡しなのかなどの記載をする。

通常は月払いになるし、一般的に会社員であれば25日が給料日なのでその日に支払わせるのがいい。

また、手渡しだと愛情のない元旦那にいつまでも会う必要が出てくるのでこれも振り込みのほうがいいだろう。

振込手数料についてもしっかりと記載しよう。しょぼい男はどこまでもしょぼいものなので、「記載がないのだからいいだろう」と振込手数料を差し引いて振り込むこともあるのだ。

搾れるぞうきんは、最後の一滴まで搾り取るべきだ。

 

例外時の記載

養育費は、月額いくらと定めはするが、それだと入学や受験などの費用がかさむときに対応することができないこともある。

そのためここでは②のように、入学金や塾、受験料などの例外的な支出に関する事項を記載している。

ただし、いくらなんだって旦那からすれば「チェックの入れようがなければ湯水のようにお金を使われてしまう」とおもわれるだろうから、事前に了解を得てくれという助け舟を出している。

「旦那は離婚協議書をよく読まないだろうから、適当にこっちに有利なように書いちゃえ」と思う気持ちもわからなくもないが、男と女は基本的に平等だ。

契約書についてはちょろまかしてやろうという思いは捨て、誠実さを持とう。

 

支払いが遅れた場合のペナルティの記載

第四条 甲の乙に対する第三条に定める支払いの期限が遅れた場合、甲は期限の利益を喪失し、遅延損害金年5%(1年365日日割り計算)を加算して一括で支払うものとする。
第三条に定める支払い期限の遅延時の規定について、不可抗力により遅延が発生した場合は状況を相互に確認し、乙は酌量するものとする。ただし、遅延するときは、甲は必ず事前に乙に対して連絡を入れるものとする。

 

残酷なように感じるかもしれないが、もし支払いが遅れた場合はこのような罰則があるよという記載も必ずしよう。

養育費はあなたが債権者、ダメ夫が債務者だ。

債務者は期限の利益と言って本来であればすぐに払わなければならないところを、期限を設けられることによってそのときまで支払いをしなくてもいいし、催促もされないというメリットを持っているのだ。これが期限の利益だ。

この場合は要するに「支払いが遅れたら月々に分割して払わずに、一括で支払わせるぞ」という一種の脅し文句だ。

 

そして、そのあとに事情を斟酌しようという助け舟を出している。アメとムチを使い分けよう。

ダメ夫もアメがなければ頑張れないかもしれない。ただしサボらせてはダメだ。ムチばかりではだめだが、アメばかりはもっとだめだ。

 

養育費については、協議さえまとまればこの程度の記載で問題ないだろう。

次に、財産分与について記載しよう。

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